伯耆大山山系の南麓,烏が羽を広げたような姿に見えることで烏ケ山、標高1448m。
ピラミダルな山容から山陰のマッターホルンともいわれる、そうな。
残念ながら、今回、山容の写真を撮ることは出来なかった。
H12年、H28年の地震で崩落場所がある。しかし、雪で固まれば、登れる、とのこと。
雪山の経験豊富な同行者に誘われて、前日、中津からは、山陽道~米子道~蒜山ICから一般道で、500km、7時間かけて、登山口の「鏡ケ成」に到着。
当日は、横殴りの雪模様。なんとか登山口から森林のなかに入ると穏やかになった。
早速、ワカン装着。道にトレースは無い。登山コースを探しながら雑木林を抜けると登山道に合流。
時折、青空も見えるお天気になって、穏やかな登りの登山道をラッセルしながら進む。
山頂を目指すのではなく、12:00になったところでの折り返しと決めていた。
その場所は、やっと山頂への登山道が見え始めた、1100mあたり。
振り向けば、近くの山々が望める地点。
新雪のトレースのない山行は、楽しいの一言です。
あれだけ苦労して登った行程は、下りでは一時間もかからずです。
下山後は、雪をかぶった車にチェーン装着、入浴、で、また往路を走った次第。
運転者さん、お疲れさまでした。