2014年6月30日月曜日

中津市 『三保山』 179m H26.6.29

宗像四塚連山縦走は、思った以上に、疲れを残した。
今日は、近場の白木山464.3mを本耶馬溪の林道から登ってみようと出かけたけれど、私の車では・・・とあきらめざるをえない。それなら、歩いて・・・て思ったけれど、へびさんに出会って、へこんでしまった。
中津に最近できた「道の駅なかつ」に寄ってみようとするうちに、以前みなさんを案内した時に、山頂を見つけられなかった三保山が近くにあるのを思い出した。
その時のリベンジです。
この時期の登山口は、草ぼうぼうです。











雑草をかき分け入っていくと、印が目につくようになりました。山頂は、尾根を西に西に20分。その尾根は照葉樹の木々の中で気持ちいい。







ところが、わずかに北に向かった山頂は、雑草の生い茂る中。









尾根をさらに西に進むと、シダの覆いかぶさるもう一つの登山口へ下っている。
お堂と石仏群を通る登山道らしい。・・・冬になったらイッテミヨウ。

福岡県宗像市 『宗像四塚連山縦走』 H26.6.28

この時期、この苦渋の場所をえらんだのは、絶滅危惧種の《ウスキキヌガサダケ》が目的です。
連山とはいえ、四峰は独立峰なので、それぞれ車の通る一般道に出ます。
走行距離は14km・標高差は1400m・おまけに高温多湿です。
  8:00 城山登山口
  8:?? ≪ウスキキヌガサダケ≫発見
  8:50 ①城山 369.3m
  9:50 ②金山 317.4m
10:25 地蔵峠 R219へ
11:40 ③孔大寺山 499m
13:00 垂見峠 R495へ
14:15 ④湯川山 471m
14:50 承福寺、湯川山登山口
15:05 門前バス停
15:19 赤間営業所行のバスに乗る
16:00 福岡教育大まえの営業所バス停着
16:20 城山登山口駐車場着
合計50分の休憩を含み、7時間15分の山行になりました。
 
 
しかしラッキーでした。「歩く唐津街道&城山」なる人物に出会い、≪ウスキキヌガサダケ≫に出会い、私が撮影しているところをHPにアップしていただきました。
そして、わたしが撮影した≪ウスキキヌガサダケ≫です。
 
 
再度、しかし、それからの苦渋は、予想を超えました。
城山は毎日、一日に何度も登る人がいるそうで、30分で登れる山頂は、常連さんらしき人が・・・





それからは、出会う人もなく、宗像市から頂いた地図を頼りに、登ったり、下ったり、一般道に出会ったり、霧でけむる山道をひたすら歩き続けました。














どなたかが、訓練・試練の山行と書いてありましたが、
その通りでした。これを乗り越えねば、「北アルプスのあのコースは行けない」と・・・







2014年6月16日月曜日

中津市本耶馬溪 『大平山』597m H26.6.14

かっては、初版の九州百名山でもあったし、洞門キャンプ場からの登山道は、九州自然歩道でもあったのに。

山頂のふれあいの森まで、車道ができてから?は、福岡県の雁俣峠から続いている九州自然歩道が、その車道になってしまったの?

以前は山菜の時期になると、洞門キャンプ場から、山菜を取りと清掃をしながら登り、山頂でてんぷらを楽しむ山行が毎年の行事だった。
近年は、八面山に変わった。

そんな大平山の現状打破に立ち上がった有志に賛同して、「大平山登山道整備」事業?に参加。

車で山頂に行き、下山しながらの清掃&整備。


 登山道を塞ぐ木々や草を除去し、不要なロープを取り外し、道筋を印でわかりやすくして、









洞門キャンプ場からの林道終点登山口
に「大平山登山口」、



折り返して登り、大平山展望台近くに「洞門キャンプ場へ90分下山口」の案内板を設置した。






&同じく展望台近くに「白木山登山口」の案内板も設置した。



2014年6月10日火曜日

九重連山 『岩井川岳』1522m 『扇ケ鼻』1698m H26.6.8

2週間前に下見に行き、今日が本番「くじゅうミヤマキリシマ鑑賞登山」。
バスに乗りきれずに、プラス会員の車3台での山行。
瀬の本登山口は国有林の整備中で、重機などが入っているし、注意標識が多いけれど、ミヤマキリシマ、ギンリョウソウ・チゴユリ・マイズルソウ・イワカガミ・ドウダンツツジなど、花の観察には素晴らしいコースなので、入山者は多い。


8:40、会の旗を先頭に出発。
ここでも登山道で咲き誇ったドウダンツツジ(べニバナサラサドウダン)の木々の間を通りながら、岩井川岳(いわいごだけ)に到着。


続いて、扇ケ鼻山頂。


昼食後、途中から雨にあいながらも、牧ノ戸登山口に全員無事下山。

≪扇ケ鼻から牧ノ戸コースへの登山道のミヤマキリシマにシャクトリムシが沢山にいて、葉を食い尽くしていたのが残念でした≫


別府市 『鶴見岳』 1375m 『鞍ケ戸』1344m H26.6.7

別府ロープウェイ(株)と林野庁九州森林管理局コラボの「鶴見岳ミヤマキリシマ鑑賞登山会」に参加。
ロープウェイで山頂駅へ ─
集合挨拶後、満開少し過ぎたミヤマキリシマや今、咲き誇る筑紫ヤブウツギを眺めながら、鶴見岳山頂 ─


それはそれは多彩な植物の説明を聞きながら、登山道に入る と淡いピンクとあかいぶどうの房のような ベニドウダン

 
 
 配布された「今の時期に見られる花」の資料を見ながら歩く・見る・聞く・と五感を働かせながら? ─
 馬ノ背あたりでは右手に1974の「赤池噴気口」を眺め ─
鞍ケ戸で昼食・雲で由布岳は見えず─
船底への分岐で花の台へ ─
 
船底新道では、ヒトリシズカとフタリシズカの見分け方、バイケイソウ、山芍薬、ツルアジサイ、マツカゼソウ、トリカブトetc.もうとても覚えきれない!─
下山は西登山口の林道を砂防ダムまでバスでのお迎え(森林管理局の管轄内なので) ─
ロープウェイ乗り場で「ミヤマキリシマの苗木」を頂いて、解散。

2014年6月4日水曜日

鹿児島県 屋久島 『愛子岳』1235m H26.6.2

天気が悪くなりそうなので、早朝からの登山に変更。
昼前には、下ってこれそうなので、それまでなんとか、雨が降らないで、と祈りつつ。

今日は、一名パスで、3名の山行。
小瀬田の林道を入り、2.7kmで登山口。
曇り空に、昨日とは打って変わって、花も無い、うっそうとした原生林の、変化の無い登山道をひたすら登る。
登山口は標高180mで、登山道には林野庁の標高標識が100mごとに続く。
山頂が1235mなので、標高差1000mを登る。
1000m過ぎたころから、残りの200mが遠い、山頂近くは、太いロープの下がった、大きな露岩を登る。
そんな岩の中、ヤクシマツツジ(ヤマツツジの色を濃くしたような)が、ふきっさらしのなかで、咲いている。

雨は来ないが、風が冷たい。
愛子岳は、屋久島独特の標高0から山頂まで登るという、「岳参り」の祠(一品宝珠大権現)がある。
 
心配した、雨に合わず、11時には下山できた。

今日の愛子岳で、九州百山「1992.4.1」「2002.8.1新版」「2011.5.10地図帳」掲載の146座を登り終えた。
いろいろな山で、山行に同行してくださった皆様、ありがとうございました!


翌日の船で、帰途に着く。

 




鹿児島県 屋久島 『黒味岳』1831m 「投石平」1680m H26.6.1

今回は、ヤクシマシャクナゲの見ごろを選んで、4回目の屋久島です。
安房の番屋峯キャンプ場で朝を迎え、日の出を見ながら海辺で朝食。
ゆっくりだったので、淀川登山口のずっと手前から車道に車がいっぱい。

7:45登山口-8:20淀川小屋-10:00花之江河-10:45黒味岳山頂30分休憩-12:00投石平1時間休憩-13:30黒味岳分岐-13:45花之江河30分休憩-15:35淀川小屋-16:25登山口到着。
6時間30分のコースを8時間40分もかけての、花見・日帰り・往復登山一日目。
シャクナゲは、一番の見ごろ&30年に一度と言われるほどの花付。
 
 
 

登山口から登るほどに、花は多くなり、黒味岳の山肌は、薄いピンクと白い花で飾りたてられている。
「投石平はもっとすごいと」言う、登山者の情報を得て、予定外の30分先の投石平は、情報通り、シャクナゲの競演場。
おまけは、ヤクサルとヤクシカにも遭遇。

温泉に入る時間もとれずに、キャンプ場に戻り、雨予報に備えて、屋根付きのハウスに移動。
今年は、
①5/10黒岳のシャクナゲ・・・この先数年は花が着かないと言われるほどの花付
②5/17祖母山メンノツラのシャクナゲ・・・単独ではいけないルートでの満開
③6/1黒味岳投石平のシャクナゲ・・・30年に一度くらいの花付
と、お天気&シャクナゲ三昧の幸運にめぐまれた!