朝から雨模様なので、出発を予定より、一時間遅く頂上宿舎を出発。
---計画は、
この先三泊、唐松岳・五竜岳・鹿島槍ケ岳を縦走して、扇沢に下山だったけれど、
このお天気では、唐松岳までも行けそうにないな。
白馬鑓温泉へ下り、猿倉への下山を余儀なくされそう。---
そんな思いで歩き始めた。
一時間で、『杓子岳』 2812m に登り、更に一時間半で、『白馬鑓ケ岳』 2903m に。
その先の、白馬鑓温泉分岐から、天狗山荘が見えたので、そこまで行って、引き返しても時間はある。
そう思って歩き始めると、お天気が回復。
更に、ラッキー!トウヤクリンドウの群生地に雷鳥の親子が、草をついばんでいる。
10:00過ぎに天狗山荘に寄って、唐松岳行きへの相談をしたところ、大丈夫でしょうとの返事を頂いた。
山荘前に、11:00過ぎてからの出発はしない様に!と注意書きがあるが、十分だ。
がぜん、元気が出てきた。
再度、唐松岳までの道が開けたのだ。
『天狗の頭』 2812m を過ぎ、天狗の大下りは、標高差300mガレ場の急斜面を下る。
ここで、一名に追い越される。
この後は、『不帰ノ嶮一峰』 - 『不帰ノ嶮』 - 『二峰北峰』 - 『二峰南峰』 2641m - 『三峰』 と、
5時間をかけて、今まで、経験したことのない、岩場を乗越えた。
---大キレットよりも、体力・気力が必要---
唐松岳に登ったころに、また天気が悪くなった。
6:00から、10時間が過ぎて、唐松岳頂上宿舎に到着。
0 件のコメント:
コメントを投稿