肝心のカメラを忘れて、写真は携帯での撮影です。
以下、大分合同新聞の記事から。
国東半島の天台宗僧侶に伝わる修験行事「峰入(みねい)り」が2日、7年ぶりに始まった。地元寺院群「六郷満山」の開山1300年を来年に控え、昭和以降初めて開祖・仁聞菩薩(にんもんぼさつ)の足跡183カ所全てを巡り歩く。白装束の僧侶16人が宇佐神宮(宇佐市)で祈りをささげ、峰々を目指して出発した。30日に両子寺(国東市)に到着する予定。
峰入りは仁聞菩薩の境地を目指す修行。「神仏習合」が息づく国東、豊後高田両市近辺の山中で、点在する岩屋や社寺を巡礼する。
855年に始まったとされ、衰退と復興を繰り返してきた。戦後の復活後は簡略化し、前回の2010年は54カ所を巡った。
境内の屋外であった神事では雨が降る中、供物を火中に投じて祈る「護摩焚(だ)き」があり、大勢の観光客が見守った。道中の安全を願った後、錫杖(しゃくじょう)を手にした僧侶たちが1列になり、静かに神宮を後にした。
峰入りは来年も予定しており、観光客の随行を受け入れる方針。今回は行程を公開せず修行に集中する。
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